Player しそばば
Body
庭の段差を下りるとき、右膝を曲げる前に少しためらうようになりました。痛くないつもりで歩いていても、体のほうが覚えているのでしょう。今朝は草を取る場所まで小さい椅子を運び、座って作業をしたのですが、立つときには結局、夫に肘を貸してもらいました。土のついた手でつかむのが嫌で袖を探していたら、そんなことはいいと言われました。昼にはだいぶ楽になり、家の中なら普通に歩けます。それでつい、朝のことは大したことではなかったと思ってしまいます。横浜へ行ったら孫を抱いて立ちたいのですが、まず自分がきちんと立てるか確かめないといけませんね。娘にはまだ話していません。心配させたくないというより、来なくていいと言われるのが嫌なのです。
Emotion
書道の帰りに、昔受け持った子に声をかけられました。もう立派な大人なのに、私を見る顔が一年生の頃と少しも変わらず、嬉しくて立ち話が長くなりました。その人を見送ってから、私はまだ先生と呼ばれるのがこんなに好きなのかと、少し恥ずかしくなりました。家では夫と二人で、用事がなければあまり声を出しません。それが気楽だと思っていましたが、今日は帰宅してすぐ夫に話しかけ、どんな子だったかまで聞かせました。夫には分からない名前ばかりだったでしょう。それでも頷いてくれたので、話をやめずに済みました。夕方になっても、呼び止められたときの嬉しさが残っています。
Mind
娘から孫の食事の写真が届き、器が少し大きいのではないかと返事を書きかけました。でも写真一枚では、食べさせにくいかどうかまでは分かりません。消してから、よく食べるようになったねとだけ送りました。教員だった癖なのか、何か見せてもらうと、まず直すところを探してしまいます。娘は相談ではなく、ただ見てほしかったのかもしれません。そう考えながらも、器をひっくり返さないだろうかとまだ気にしています。次に会ったら口を出さずに眺めていられるでしょうか。自分の母も、私に任せながらこんなふうに考えていたのかと、今頃になって気になります。